私は、会ったことのない人だけど、今日4月11日は、Yさんという方の祥月命日。

私のいる立正佼成会、福山教会では、二人の方が毎年、歌が大好きだったYさんを偲んで

彼女にこの歌が届くようにと、9時のご供養の後、歌を歌う。


今年の歌は、「千の風になって」だった。


声楽をやっているNさんと、ピアノ演奏ができるKさん。


Yさんは、私が福山に来る前に亡くなっていて、私は、彼女のことを何も知らない。

だけど、NさんとKさんが、彼女のことを、いつまでも、とても大事に思う気持ちは、その歌声

から、とてもよく伝わってきた。


いつまでも、いつまでも、私は、あなたのことを忘れない。


そんな、Yさんへのメッセージ。


私が、生まれてから、今までの間に出会った人の中で、もう亡くなってしまった人は、何人

かいる。

亡くなった当時は、悲しくて、寂しくて、涙を流したことがあったけど、そんな悲しみや寂しさ

は、時間が経つにつれて、だんだん薄らいでいってしまう。


そして、いつのまにか、思い出すことさえ、なくなってしまう。。。


だけど、Yさんは、NさんとKさんが歌を歌い続ける限り、ずっとずっと、みんなの心から、消

えることはないと思う。

私なんて、Yさんのことを知りもしないのに、こうして日記を書いている。


正直、今日は、NさんとKさんの、Yさんを思う気持ちに感動して、泣いてしまった。

泣いたのは、私だけではない。

中には、号泣してる人もいた。


Yさんを思って。。。朝のほんの数分間、こんなひとときがあったことを、Yさんの家族は知ら

ない。

でも、きっと、Yさんの家族も、今日の朝、私たちとは違う場所で、Yさんを思ったはず。


こんな今日の始まりで、私の今日一日は、なんとなく涙もろかったみたい。

歌のレッスンで「アメージンググレイス」を歌っているとき、先生が、歌詞を日本語に訳して

くれて、聞いた瞬間、思わずウルウルきてしまった。

やばいやばい(笑)

こんなところで泣くわけにいかないと、必死でこらえた(笑)

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私が、「素敵な人だな~」と思う人は、


「いつでも、どこでも、自然に、小さな心くばりができる人」


みんながくつろいでいる場所に、後から入ってきた人がいると、「コーヒー飲む?」と言ってコーヒーを入れてくれたり、お行儀の悪い私が、席を立って、椅子を入れ忘れてどこかへ行くと、戻ったときには、椅子がお行儀よくテーブルに収まっていたり。

大きな荷物を持ってる人を見ると、サッと荷物を持ってあげたり。


そんなこと、誰にでもできるって思うことだけど、本当にできるだろうか。

みんながくつろいでいたら、私は、後から来た人のコーヒーよりも、お喋りの方に、きっと夢中だろうと思う。

とにかく私は、『気がつかない』


ついこの間、↑に書いたような人と出合った。

私は、彼女の行動に目を奪われてしまった。

私が、気がつかないことを、一人で気がついて、スイスイ自然にやってしまう。


とっても些細なことなんだけど、そういう小さな思いやりは、とっても嬉しく感じる。


正直、私は、


「私も、そんな心くばりのできる人間になりたい」

と思った。




それで、どうしたか・・・。



彼女の真似をしてみたww

でも、普段から、あまり周りのことに気がつかない私が、できることといえば、

誰かにお茶を入れてあげることくらいかな。


きのうまで、人のことより自分のお喋りに夢中だった人間が、そのお喋りを一旦止めて、誰かのためにお茶を入れてあげる。

これって、とっても大きな変化じゃありませんか?



そんな彼女との出会いが、私は、宝物のように感じる。

華麗なる一族。。。万俵鉄平かぁ。

人間として、すごく魅力的で、強くて、人を愛することのできる人。


最終回で、私は、鉄平に死んでほしくなかったな。

どんなに強くみえる人間でも、自分が親と信じる人からの、

「生まれてこなければよかった。」

という一言は、生きようとする、心の中の炎を吹き消してしまったのか。


鉄平は、我が子である太郎の親として、生き抜くことはできなかったのか。

最終的に、人間は、自分を愛してくれる親のことを思うのか。


平平凡凡と生活してる私には、いろいろ疑問の残った、深いドラマだった。



悲しいドラマでしたね。


鉄平の血液型が、B型だとわかったとき、あの大介という父親は、鉄平を

自分の我が子だと思い、子供を失った父の悲しさを味わったのだろうか。


いや。。。大介は、きっと、最初から、鉄平を愛していたのだと思う。

皮肉な運命が絡み合い、自分は、鉄平が憎いのだと思い込んでいたのだ

と思う。


鉄平が死に、大介は、初めて、自分が鉄平を愛していることに気がついた

のだろう。


本当に、悲しいドラマでした。


鉄平が、生きることを選んでいたら。。。


いぇ。。。運命は、たった一つ。



だから、自分の運命は、慎重に、選んでいかなくてはね。

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人が言うことに対して、誰でもいろんな自分の考えを 抱くと思うのだけど、

その自分の考えが、ときには自分を苦しめることにもなる。 こんな人がいる。

人に言われたことに対して、「そうなんですか。」と素直に聞ける人。

だけど、同じことを言われて、「そんなこと言われても。。。」と思う人もいる。

徳分というのは、こういうところに現れるらしい。

自分が出会った人との触れ合いを、素直に受け入れられる人は、人生が

スムーズに 歩いていけるんじゃないか。


最近、出会った人の中に、こんな人がいた。

誰に対しても、いつもニコニコしている。

周りにいる人が多ければ多いほど、使う心も多いと思うのだけど、その人は、

決して 不満な顔、迷惑そうな顔は見せない。

いつも笑って、自分を取り囲む変化にすんなり乗っていき、

「ありがとうございます」と 感謝の気持ちを表してくれる。

人のために動くことは、苦ではないようで、むしろ喜んでやっている。

私は、どうしても、楽をしたい気持ちが強い。 体が疲れているときは、

その気持ちがさらに強くなってしまう。

そんなとき、「私にさせてもらえませんか?」と言う、その人を見て、感動した。

何をするのも、『やらなければいけないからする』という気持ちがあった私には、

とっても新鮮で、なんか。。。見ていてすごく気持ちがよかった。

今、目の前にあることや、目の前にいる人を、あぁだこうだ言うことなく、

すごく気持ちよく 受け入れてしまう姿は、人としてキレイだと思うし、それまで、

疲れていて、自分のことで 頭の中がいっぱいだった私の心を動かすものがあった。

疲れてることに変わりはないけど、がんばろうと思える自分に変わり、さっきまで

グチが こぼれそうだった私の口元は、会う人会う人に向かってニコっと笑えるように

なっていた。


ありがとう。


いつも、人の喜ぶことばかりを考えて、行動してる人は、人を引き寄せるものがあると思う。

私の周りには、そういう人が多い。

だから、そーでない自分を振り返り、落ち込み気味の私もいるんだけど。。。

落ち込んでくるときって、自分のことを振り返りすぎなのかな。。。

よくわかりません(笑)

いつものことだけど、随分、ご無沙汰してしまいました。
前に書いた日付を見ると、9月。。。(笑)ホントにごめんなさい。

本を読んでいたら、「やさしさのメッセージ」という言葉に目が止まった。

たとえば、こんなこと。。。
近所の人とすれちがったのに、挨拶もしないでとおり過ぎてしまったり、
電車で、お年寄りが目の前に立っているのに、席を譲ってあげられなかったり。

気がついているのに、できなかったときって、心が痛む。
その心の痛みは、自分のやさしさのメッセージなのだという。

心の痛みを感じたとき、「私には、こんな優しい気持ちがある」と、自分のやさしい気持ちを
いっぱい感じて味わえばいい。
自分のやさしさを、たっぷり感じることで、次には、そのやさしさを、人にかけてあげられる。


日本人って、心が痛むと、できなかった自分を責めてしまう傾向が強いんじゃないかな。

自分の、やさしさのメッセージを感じとる。 素敵なことだなと思う。


今朝、私に、声をかけてくれた人がいた。
「しまなみ海道をわたって、遊びに行くんだけど、一緒に行かない?」と。
できれば、私に、車を運転してほしいようだった。
私は、長距離で、知らないところを運転するのは、怖いからできないと、即座に断ってしまった。


即座に断ってしまったことに対して、心が痛んだ。
せっかく私に声をかけてくれたのに。。。その気持ちを、考えもしないで、自分の思いを発したからだ。

あとから、「一緒に行けなくて、ごめんね」と言うことができた。


自分を責めていたら、言えなかった言葉かもしれない。




読んでくださってるみなさんへ。
これからは、もう少し更新するように心がけます。
いつもいつも、忘れた頃の更新で、スミマセン。