華麗なる一族。。。万俵鉄平かぁ。

人間として、すごく魅力的で、強くて、人を愛することのできる人。


最終回で、私は、鉄平に死んでほしくなかったな。

どんなに強くみえる人間でも、自分が親と信じる人からの、

「生まれてこなければよかった。」

という一言は、生きようとする、心の中の炎を吹き消してしまったのか。


鉄平は、我が子である太郎の親として、生き抜くことはできなかったのか。

最終的に、人間は、自分を愛してくれる親のことを思うのか。


平平凡凡と生活してる私には、いろいろ疑問の残った、深いドラマだった。



悲しいドラマでしたね。


鉄平の血液型が、B型だとわかったとき、あの大介という父親は、鉄平を

自分の我が子だと思い、子供を失った父の悲しさを味わったのだろうか。


いや。。。大介は、きっと、最初から、鉄平を愛していたのだと思う。

皮肉な運命が絡み合い、自分は、鉄平が憎いのだと思い込んでいたのだ

と思う。


鉄平が死に、大介は、初めて、自分が鉄平を愛していることに気がついた

のだろう。


本当に、悲しいドラマでした。


鉄平が、生きることを選んでいたら。。。


いぇ。。。運命は、たった一つ。



だから、自分の運命は、慎重に、選んでいかなくてはね。

華麗なる一族〈上〉/山崎 豊子
¥860
Amazon.co.jp

華麗なる一族〈下〉/山崎 豊子
¥780
Amazon.co.jp

華麗なる一族〈中〉/山崎 豊子
¥820
Amazon.co.jp